我が家では、家族全員お気に入りのじゃがいも料理があります。
それは、じゃがいもを薄く千切りにしたものをフライパンで焼き、
こんがりとして来たら、バターを少々、仕上げに塩コショウで味付けをしたものです。
これは、じゃがいものガレットと呼ぶそうです。
じゃがいもを薄く千切りにするのは少々大変ですが、
調理はフライパンでじっくりと時間をかけて焼くだけなので本当にお手軽です。
お手軽に作れるのに、外は香ばしく中はしっとりとしてバターの香りも良く会い、
最高の逸品です。
このガレットを作る際にのじゃがいもは、男爵いもよりもメークインの方が
澱粉の粘り気も多くて熱を加えるとじゃがいも同士がうまくくっつき
キレイに一枚物に焼けるのですが、男爵いもだとパラパラとうまくくっつかないので、
ガレットにはメークインがおすすめです。
ですが、男爵いももダメと言う訳では無く、
この場合は、薄く千切りにした男爵いもに少量の片栗粉を混ぜてあげた後、
フライパンで焼いてあげると、メークインの様にうまくくっついてきれいな一枚物になります。
片栗粉はじゃがいもの澱粉で作られていますので、
相性はとても良く、焼くことによって片栗粉の粉っぽさも全くありません。
我が家では、良くキャンプに行った時には大きめの鉄板を用意して
友人家族の子供達のおやつにと大判を必ず何枚か焼いて食べています。
かなり昔のバラエティー番組で、ニューヨークのレストランの付け合せに
キレイに筒状になったガレットを紹介されており、本当に美味しそうでした。
いつか私も平べったいガレットだけでは無く、
テレビで紹介していたような、立体的な筒状に焼き上げたガレットを焼いてみたいと思い
何度かチャレンジをしているのですが、なかなか上手く出来ません。
折にふれて、作る簡単な料理ですが私のお気に入りの逸品です。