懇意にして頂いているおばあちゃん家に私はちょくちょくご飯を御馳走になります。
帰って食事を作るのが面倒くさい訳でもあるんですが、それ以上にお誘いを受けますので、
私の中では「おばあちゃんに誘われているんだから無下にできないでしょ~」と
自分に理由付けをしてお伺いをさせて頂いています。
あっ、もちろん食後のデザート用にと手土産はちゃ~んともって行くんですけどね。
私の好みは和食なので、おばあちゃんが作ってくれるものは殆どドストライクです。
今日もご馳走になってきたのですが、(シュークリーム持参)メニューは、
筑前煮
焼鮭(薄塩)
三杯酢
イカの塩辛(おばあちゃんお手製)
お肉屋さんのコロッケ
お新香(きゅうり、白菜に七味を添えて)
なめこ汁(赤だし)
ご飯
コロッケ以外はすべて手作りをしてくれて用意をしてくれます。
しかも大量に・・・
筑前煮の中に入っているレンコンが私は大好きなので、他の方がその筑前煮を見たら、
ほぼレンコンの煮物でしょうか、当然のことながら味は抜群に美味しんです。
手作りのイカの塩辛もお店で買う塩辛の味と全く違い、
ほんのり磯の香りがしてご飯に乗せると、ワッサワッサと箸が止まらなくなる程の
私にとっては太る原因を作ってしまう美味しさです。
その中でも、大のお気に入りはおばあちゃんのぬか漬。
私は、きゅうりがお気に入りであるだけ食べてしまうため、
おばあちゃんが気を利かせてくれて、毎回大皿にきゅうり漬(約3本分)と白菜漬けを少々
用意してくれます。
「おばあちゃん、本当に有難う! でもこんなに食べられないよ!」
いつも同じ会話をするのですが、「残ったら、タッパーに詰めてあげるから」と
目一杯出してくれます。
ぬか漬が本当に美味しくてぬか床の話等を詳しく教えてくれた後に
「じゃあ、ぬか床を分けてやろうかね」と言ってくれました。
私が、「いや、おばあちゃんが漬けてくれたのが美味しいんだから食べに来るよ」と
言うと、本当に嬉しそうに微笑んでくれました。
そんなお付き合いをさせて頂いているおばあちゃんは、
今や私にとっては実のおばあちゃんと思っています。
おばあちゃんの手料理は、食べるとホッとしますので、
本当にいつも感謝しています。